富士フィルムサービスクリエイティブ株式会社 様
http://www.fujifilm.com/fbsc/
内部統制に対応した請求書管理システムを構築!
全国7拠点の事務センター共通システムを安価に構築!
基幹システムと連携(データベース・ユーザ認証)を実現!
Excelインターフェイスにこだわり、満足する操作性を実現!!
開発の内作化により、開発コストを大幅に削減!!
システム構成図
システム規模
- 画面数:80
システム概要
請求書管理システム
当社では、全国の7事務センター(端末数:600台以上)において請求書発行関連の業務を行っています。
今回、dbSheetClientを使って開発したシステムの概要は以下のとおりです。
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請求書発行情報管理
- 請求書発行にかかわる作業手順(マニュアル)管理、進捗管理、作業情報伝達
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請求一覧明細書の作成・管理
- お客様毎の請求一覧表作成、履歴管理
システム開発の経緯
請求書発行業務を支えるシステムとしては、既存の基幹システムがあります。その一方で、基幹システムに含まれていない機能は、現場がExcel、Accessで独自にシステムを開発して運用していました。その結果、現場には複数のシステムが乱立し、内部統制の観点からも問題になっていました。
今回は、これらの業務及びシステムを、新たに事務センター共通のシステムとして、開発する事にしました。
システム要件として特に重視したのは、Webアプリケーションでありながら、従来と変わらないExcelのような柔軟な操作性を実現できる事でした。例えば、請求書編集で表形式で行の挿入、削除ができる事、文字の大きさを変えたり、列幅の変更を行える仕組みが必要でした。これらの操作が容易にできる事で作業の生産性を高めることができます。
また、基幹のシステムほどに費用をかけられないこともあり、なるべく安価に構築できるるツールに的を絞って開発ツールの選定に入りました。
いろいろと開発ツールを検討した結果、最終的に上記要件を全て満たせたニューコムのdbSheetClientを採用することになりました。また、課題を整理すると以下のとおりとなります。
現状のシステムの課題
- 基幹システムでは個別のお客様ニーズへの対応が困難であった。
- 作業の標準化がされてなく、作業効率が悪かった。
- 現場にてシステムの保守を行っていたため、負荷の低減が必要となっていた。
- 内部統制強化に対応できていない。
システム化の要件
Web技術を活用した全社共通の業務システムを構築する
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【技術的要件】
- 基幹システムとの連携(データベース・ユーザ認証)ができること
- 多件数データの入力・編集がExcelのように容易であること
- 印刷フォームの編集が容易であること
- 内作が可能であること
dbSheetClientを採用した理由
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多件数データの編集の容易性
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ブラウザによる方法では、ストレスなしで編集することは不可能と判断していた。
⇒Excelインターフェースで初めて可能になった。
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ブラウザによる方法では、ストレスなしで編集することは不可能と判断していた。
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印刷フォームの柔軟性
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お客様ニーズに対応したフォーム作成の柔軟性が必要であった。
⇒Excelをテンプレートにすることにより、特別な印刷ソフトなしで自由な整形・印刷が可能であったこと。
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お客様ニーズに対応したフォーム作成の柔軟性が必要であった。
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内作が可能であること
- 専門家でなくても開発できるツールが装備されていた。
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開発工数が少なくて済む
- Excelをインターフェースにすることにより、画面開発が極めて容易であると判断
導入後の効果
多種多様な機能を実現する必要があり、ニューコムさんの技術支援、dbSheetClientの機能追加などをして頂くなどして、最終的に期待した機能を全て備えた標準業務システムが実現しました。
また、Webアプリケーションシステムであるにも拘わらず、従来のExcel、Accessの操作性を維持することができて、違和感の少ない操作性が実現でき、現場からも喜ばれるシステムが完成しました。
また、弊社では通常、業務システムの開発は、外部ベンダーに委託しています。今回は、私達が内作で開発したため、開発コストの削減とともに、保守・改善のスピードが速く、現場のニーズに即応できる事が可能となりました。